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【終了】2016年2月 第2回SROI評価研修

2016.02.11

国際開発センター(IDCJ)評価部、SROIネットワークジャパン(SROI NJ)共催終了

社会課題の解決にかかわる、教育、環境、福祉等の社会的な活動については、その定量的な評価は難しいとされてきました。それがどれだけ社会に対して効用があり、社会課題の解決に貢献したかについては、社会の質的な変革に資するものであり、量的な評価にはそぐわないという見方も根強く存在してきました。

しかしながら、社会課題が複雑化し、公的なリソースがますます逼迫する現代社会においては、限られたリソースを有効活用し、効果的・効率的に社会課題の解決に取り組むことが喫緊の課題となっています。このような状況下、さまざまな利害関係者(ステークホルダー)を巻き込みつつ、社会課題解決に取り組む諸活動の価値を定量的に明らかにする手法としてSROI(Social Return on Investment)評価が注目を浴びています。

本研修では、SROI評価の理論を詳細に学ぶとともに演習を実施することを通じて、SROI評価を自ら実施できる能力を身につけることを目指します。日本語での2日間のトレーニングは、日本では初めての開催となります。なお、修了者には修了証が発行されます。

(注)本研修はSocial Value International(SVI)の基準に基づいたものですが、国際開発センター(IDCJ)が独自に企画する研修であり、SVIのAccredit Practitionerとしての認定要件とはなりません。

開催要項

日時2016年2月11日(木)9:30~16:30(その後個別相談1時間)、
12日(金)9:30~17:30
※終了時間は進み具合により1時間ほど前後する見込みです。
会場(株)国際開発ソリューションズ会議室
102-0083 東京都千代田区麹町3-2-4 麹町HFビル9階(Tel:03-5216-4560)
※有楽町線麹町駅3番出口より徒歩3分:
周辺地図はこちら→ http://www.idsolutions.co.jp/
主催(株)国際開発センター(IDCJ)評価部、(特活)SROIネットワークジャパン(SROI NJ)共催
参加費75,000円(消費税込)
定員15名 (定員に達し次第締め切らせていただきます:最少開催人数10名)
参加条件エクセルを日常的に使用していること。
申込要綱●セミナー申込ボタンより必要事項を明記の上、お申込み下さい。
(定員に達し次第締め切らせていただきます)
●キャンセル料:開催10営業日以前:全額返金、開催10営業日前~前々日:受講
料の50%返金、開催前日および当日:返金なし
申込締切2016年02月10日
問い合せ先国際開発センター(IDCJ) 業務支援室(Tel:03-6718-5932)
研究助手:三輪 岳史(みわ たけし)
プログラム研修日程:
日時 時間 内容 講師
2/11(木)9:30-16:30SROI評価の理論1、2(昼食1時間挟む)伊藤健
16:30-17:30(個別相談)伊藤健
2/12(金)9:30-17:00SROI評価の演習1、2(昼食1時間挟む)伊藤健/佐々木亮
17:00-17:30(SROI評価に関する質疑応答)伊藤健
※2日目終了後に近所で懇親会を予定しております。
講師:
●伊藤 健
(特活)SROIネットワークジャパン代表理事/慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科特任助教
(SROIネットワークジャパン http://www.sroi-japan.org/) 
~ 講師略歴 ~
米国Thunderbird Global School of Management にて経営学修士課程を修了後、GE Internationalに入社。シックス・シグマ手法を使った業務改善や、コーポレート・ファイナンス部門で企業買収後の事業統合等を行う。2008年にはGE社を退職、NPO法人ISL 社会イノベーションセンターを経て、2010年より慶應義塾大学政策・メディア研究科 特任助教。主に社会的インパクト評価を中心に研究。Asian Venture Philanthropy Network地域統括(東アジア)、
特定非営利活動法人SROIネットワークジャパン 代表理事。
●佐々木 亮
(株)国際開発センター(IDCJ) 評価部 主任研究員
~ 講師略歴 ~
ニューヨーク大学ワグナー行政大学院で公共行政学修士を取得。ウェスタンミシガン大学評価研究所で評価学博士号を取得。JICA 技術協力プロジェクトの専門家としてネパールにおけるモニタリング・評価システム作りを支援した(2011-2015年)。また、立教大学21世紀社会テザイン研究科兼任講師(評価の理論と実践)、大阪大学グローバルコラボレーションセンター非常勤講師(開発援助の理論と実践)も務めた経験を有する。日本評価学会主催『評価士養成講座』講師も長年にわたり担当。
主な著書:『評価論理:評価学の基礎』、『政策評価の理論と技法』、『政策評価トレーニングブック:7つの論争と7つの提言』、『エクセルで政策評価:すごくよくわかる実践的統計マニュアル』、『大学の戦略的マネジメント』(いずれも多賀出版)など。
主な翻訳書:「入門評価学:政策・プログラム研究の方法』(原著:Carol Weiss)の翻訳監修(日本評論社)。

申し込みは締め切りました。

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