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【News】労働関連インパクトの説明責任と透明性向上の青写真

労働関連インパクトの説明責任と透明性向上の青写真

Blueprint to advance transparency and accountability for labor impacts

GRI発行日:2024年6月10日

労働慣行と労働条件関連GRIスタンダード改訂パブリックコメント開始

適正な労働条件を確保し、労働者へのインパクトを完全に開示する責任を、組織はどのように果たすのだろうか?この課題は、すべてのGRI労働関連スタンダードの大幅な見直しの核心であり、開示の第一フェーズのためにコンサルテーションが開始された。

雇用慣行と労働条件の透明性向上を求め、現在提案されている一連の変更案は、雇用関係、賃金、労働時間に関する方針、および労働者にとって重大な変化を企業がどう扱うかを取り上げている。2024年10月4日まで実施中のグローバル・パブリック・コメントでは、以下の3つのスタンダード改訂版に対する意見を求めている:

GRI 402:労使関係

GRI 401:雇用

GRI 202:地域経済でのプレゼンス

このプロセスは、労働者(国際労働組合総連合、グローバルユニオン連合)、使用者(国際経営者団体連盟 IOE: International Organization of Employers)、国際労働機関(ILO)の三者代表からなる専門家グループによって指導されている。特に重要なことは、GRI労働関連スタンダードが、ILO、国連、経済協力開発機構(OECD)が規定したものを含み、ビジネスと人権に関する主要な国際機関発行文書と完全に整合していることを確認することである。

労働プロジェクトでは今後12カ月の間に、ワークライフとキャリア開発、労働者の権利と保護など、さらに二つのフェーズコンサルテーションが行われる。人権にもとづくアプローチとデュー・ディリジェンスにより、合計11のGRIスタンダードが更新される。

原文、詳細およびパブリックコメント提出先などは以下サイトにてご確認ください。

https://www.globalreporting.org/news/news-center/blueprint-to-advance-transparency-and-accountability-for-labor-impacts/

https://www.globalreporting.org/standards/standards-development/topic-standards-project-for-labor/

掲載:2024年6月19日

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