INTERVIEW可能性をのばす(松田奈名子 )

可能性をのばす

入職以来、ありがたくも多様な分野の技術協力プロジェクトに同時並行で参画しており、IDCJはもちろん他社の方も含め、一癖も二癖もある経験豊富な強者の皆さんとお仕事をさせてもらっています。

相手国のお国柄によっては、日本で当たり前のことやある国でできたことが別の国では通用しない状況も良く発生します。ひとまずそういうものだと寛容に受け止め、その上で現地側の意見をよく聞きながらベターな対応を模索する必要が生じますが、チームによってその方針や方法は異なります。IDCJでは、若手がコーディネーターとして、業務調整(主にロジ業務)に加えてチームリーダーと共にプロジェクトの全体を把握、運営する役割を担っており、アプローチの異なる様々なプロジェクトでこの立場を経験することで、良い比較勉強にもなっています。また、一緒に仕事をしているIDCJ職員の中には、専門分野の新しい技術や周辺分野について貪欲に知識や経験を深め続ける人、相手国の状況によって積極的にアンラーニングする人、相手国の当人たち以上に相手国のことを憂慮して尽力する人たちがいて、日々刺激をうけています。 

プロジェクトを好機に新しいことに取組み始めたり、本来の力を発揮できるようになったりした相手国のカウンターパートや関係者を見ることができると感動もひとしおです。そのようなケースをより多く見られるよう、諸先輩方を見習いながら、忍耐と柔軟さを伴って相手と協力し、専門性についても自己研鑽も怠らない、しなやかなコンサルタントでありたいと思います。

松田 奈名子 

大学卒業後、英国の大学院(都市開発計画修士)に進学。修了後、2016年にIDCJに研究助手として入職し、2019年から開発プロジェクト部の研究員。アフリカの物流分野の技術協力プロジェクト、南米の観光分野の技術協力プロジェクト、東南アジアのSDGs関連の技術協力プロジェクト等に従事。

研究員インタビュー

採用情報