弊センターが実施する大洋州地域(ソロモン・パプアニューギニア)「公共投資/公共投資管理」(JICA委託)案件において、財務省・国家計画援助調整省・首相内閣府主催の「公共投資管理改革ローンチングセミナー」が2024年2月29日にホニアラにて開催されました。
本案件が草案支援を行った「公共投資管理政策」や「公共投資管理ガイドライン」は、2023年12月に内閣により正式に採択されました。この過程において、共同政策改革グループ(ADB、豪州、EU、日本、NZ、世銀)や世銀も財政支援の政策マトリクスを通じて公共投資管理改革を側面支援しました。また、関係者との政策策定コンサルテーションを通じて、気候変動への強靭性やジェンダー・身体障害者・社会的包摂に配慮した公共投資アプローチについても政策やガイドラインのなかに盛り込まれました。
本セミナーには、主賓の財務大臣のほか、財務次官、計画次官、ライン省庁次官、ドナー、民間セクター、NGO/CSO、研究機関、メディアなどが対面およびオンラインを通じて参加しました。小島嶼国であるソロモン諸島において、公共投資管理改革をいかに有効に実施していくべきか活発に議論が行われ、この様子は現地メディアにも紹介されました。