弊センターが実施する大洋州地域（ソロモン・パプアニューギニア）「公共投資／公共投資管理」案件（JICA委託）において、「JICA・EU・パプアニューギニア大学による共同公共投資管理研修プログラム」が2023年10月～2024年2月にポートモレスビーにて開催されました。
本案件が草案支援した事業申請・審査・選択のための経済分析テンプレートは、2023年7月に内閣により「公共投資プログラム管理ガイドライン」の一部として正式に採択されました。公共投資プログラムの効率性の向上のため、これまでも様々な政策・技術提言を通じて制度構築へのインプットがされてきました。
本共同研修プログラムでは、国家計画モニタリング省及び運輸セクター関連省庁の公共投資プログラムの能力開発を強化するため、EU及びパプアニューギニア大学とのパートナーシップの下、計7週間にわたる研修が実施されました。このなかで、公共事業・高速道路省の局長やマネージャーを講師として招聘し、道路セクターの実践的な講義・演習・工事現場視察が実施されました。また、公共投資プログラムのビジネスプロセスやテンプレートをいかに改善していくべきか、研修参加者の間で活発な議論が行われました。
