弊センターは、2022年2月から、キルギス国「チュイ州世界遺産を活用した地域開発・観光促進プロジェクト」（JICA委託）を実施しています。この度、プロジェクトの第１回合同調整委員会（現地政府、JICA関係者、プロジェクト関係者が参加するプロジェクトの最高意思決定機関）が開催され、この様子が文化情報スポーツ青年政策省のFacebookページ、及び国営通信社Kabarにて、写真と共に紹介されました。
本プロジェクトは、世界遺産「シルクロード：長安＝天山回廊の交易路網」の構成要素3 ヵ所が存在するチュイ州において、持続可能な観光開発マスタープランを策定し、同プランに沿った活動実施メカニズムを確立することを目指しています。世界遺産構成要素の「アク・べシム遺跡」では、2017年に帝京大学シルクロード学術調査団が7 世紀後半のものと見られる大量の瓦を発見し、唐がシルクロードに築いた軍事拠点「砕葉鎮城」跡であることが明らかとなり、現在も発掘が続けられています。
文化情報スポーツ青年政策省のFacebookページへ（キルギス語）
https://www.facebook.com/story.php?story_fbid=319253130366450&id=100068452961357
Kabarの記事へ（ロシア語）
https://kabar.kg/news/turizm-za-schet-ob-ektov-vsemirnogo-naslediia-v-minkul-tury-rasskazali-chto-nashli-v-khode-raskopok-v-ak-beshime/